桜が娘をつれて来る。

まずはWBC(World Baseball Classic)で日本が世界一になり、歴史に
その国名を刻んだことで列島全体が歓喜の渦に包まれ忘れられない
今年の春分の日になりました。
しかし、韓国に連敗して一度道を閉ざされかけた王ジャパン。
よくぞここまで這い上がった、と思います。最高です。
野球で世界一ですからね。嬉しくないわけがありません。今日はTV中継を
じっくり家で見ていました。昼間っからビール飲んで祝杯をあげましたよ。

さて今日、東京・靖国神社の桜が開花したのだそうです。
冬の寒さが厳しかった割りには例年より開花のタイミングが早いですね。

今回は桜に関する思い出。

。。。その前に、えー、っと意味不明なタイトルで恐縮です(笑)。。。


娘のりさが生まれたのは5年前の3月29日、練馬・大泉の産院でした。

忘れもしません。その年の東京地方は桜の開花が早く、
桜並木のバス通りにあるその産院の窓から、
私は咲き乱れる満開の桜をうらめしく眺めながら、今年は花見ができないなあ、
とか不謹慎なことを思っていました。

そのかわりに娘の名前をよっぽど花やさくら系の名前にしようかと思ったくらいです。

りさの予定日は4月9日でした。つまり生まれたのがその年の桜と同じで
予定より10日も早かったという。。。

出産には当時の職場の皆の協力もあり、年度末の慌しい時期にも関わらず
立ち会うことができました。
何せ私も出産の立会いは初めてだったので、とにかく子供がお腹から出てくるまでは
ひたすら無事に出てくることを祈りドキドキしっぱなしでした。

陣痛が始まってから約6時間後の夜、りさは無事産まれました。
感動して涙、というよりはホッとした気持ちのほうが強く、ものすごい脱力感でした。

ひとしきり嫁さんを労い、りさと初対面をして抱っこした後、夜中に産院を後にするとき
外は温い気温の小雨の中、咲き乱れる夜桜はまるで昼間のように明るさを放っていました。

その夜桜を見上げながら、桜が嫁さんのお腹に魔法をかけて早くに産ませるように
したのかなあ。。。などと勝手なことを考えてしまいました。

今年もあの時と同じ早咲きの桜。。。東京地方は来週あたりが満開でしょうか?

早いもので、あれから5年が経ちました。。。

。。。

。。。

そしてもうすぐ、予定より2週間ほど早く、我が家にはふたり目の娘が産まれる予定です。

そしてやっぱり今回も桜が嫁さんのお腹に魔法をかけているのだと
勝手に思っているのです。。。

by yass2005 | 2006-03-21 23:35 | holiday